弘子姉さんの“ごちそうさん”「油桐葉ずし」

福井県の若狭地方、美浜町早瀬に住む弘子姉さんは
お魚や海草類の海の幸、手料理などの
“おいしいもん”をよく送ってくれます。


・・・・純造兄さんと弘子姉さんが送ってくれた荷物!
いつもありがとうございます!・・・・

先日はカワハギ(早瀬ではこぐりといいます)や
生干しにした「ヒレグロ」と「ササガレイ」を
送ってくれました。
ササガレイは「若狭ガレイ」ともいい
今ではかなりの高級魚です。
どちらも身が薄く、甘みがあり、
とても上品な味のカレイで、本当に美味しいです!
カワハギはお刺身と煮付けにしていただきました。
胆もたっぷりで、最高でした!!


・・・・大きなカワハギ(こぐり)でした!・・・・


・・・・ヒレが黒いから「ヒレグロ」・・・・


・・・・笹の葉の形に似たほっそりした「ササガレイ」・・・・

今回送っていただいた荷物の中に
油桐(あぶらぎり)の葉に包んだ
「葉ずし」がありました。
弘子姉さんの手づくりです。
油桐は、実を搾ると油(桐油)が採れ、
葉の形が桐に似ていることからその名があります。
かつては唐傘や提灯(ちょうちん)、油紙、油団(ゆとん)などに
塗る油や灯明(とうみょう)などの燃料として使われました。
最近はバイオ燃料(バイオディーゼル)として
新たに注目されています。
特に若狭地方では盛んに栽培され、
全国一の生産量を誇ったこともあるといいます。
※油団は、和紙を何枚も張り合わせ、
油を何度も塗り重ねて作る敷物。
ひんやりとして、夏場に畳の上に敷かれます。


・・・・弘子姉さんの油桐葉ずし・・・・

越前地方では、お盆やお祭りのご馳走として
「葉ずし」「葉っぱずし」などと呼ばれる
油桐の葉でくるんだお寿司が作られていたようです。
永平寺の油桐葉ずしも有名のようです。
早瀬の方ではそういう習慣がなかったので
弘子姉さんは、わざわざ葉ずしの有名な
地域に買いに行って研究しました。
越前の方では、鮎や鱒などで作るようですが
弘子姉さんは鯖で作ってみました。


・・・・油桐の葉っぱはこんな感じ!・・・・

送っていただいた弘子姉さんの油桐葉ずしは
ほんのりと油桐の香りがするやさしい味。
気がついたら何個でも食べてしまいそうな
ヤミツキになる味です。
以前観たNHK朝ドラ「ごちそうさん」の
柿の葉ずしを思い出してしまいました。

葉っぱにくるんだお寿司は、持ち運びも便利だし
一口大で食べやすく、人に差し上げても喜ばれる。
しかも特別な時に作られるので
そのときの思い出も一緒にくるまれる。
思い出がいっぱいくるまっているから
特別美味しく感じられる
“ごちそうさん”なのだと思いました。

弘子姉さん 「ごちそうさんでした!」

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