フランスの「キルトEXPO・ボージョレ2014」渡辺弘子の布絵が大好評!Vol.2

4月10日〜13日にフランスのボージョレで開催された
キルトの祭典「キルトEXPO・ボージョレ2014
(Quilt Expo en Beaujolais2014)」
弘子姉さん(渡辺弘子)
の布絵22点が展示され、
大好評のうち無事終了しました。

展示準備や街の様子はこちらをご覧ください。↓
http://www.textile-tree.com/blog/?p=5318

↑弘子姉さんの作品ブースは「Exposition Internationale」ゾーンの
入口近くの目につきやすい場所に設置されました。
日を追うごとに評判を呼び、来場者が増えていったようです。

↑入口には、プロフィールと一緒に
弘子姉さんのトレードマークの「おたやん」が
お客様をお出迎えします。
漁網と一緒に飾られたリアルなカレイとイワシの
『魚干し』の作品もお客様を楽しませています。

↑福井県美浜町早瀬を示す地図も日本から送り、
美浜町の様子や弘子姉さんの暮らしぶり
写真で展示しました。

今回のキルトEXPO展で大変お世話になった
フランス在住の今城さんからは
下記のメールをいただきました。
・・・・・・
奥深い純日本の情景は、すんなり来場者のハートをつかみ、
「日本に旅した感じです」とみなさん大喜びです。
日本海側を訪れた事のない私など日本人にも、
日本の良さが残っている地に行ってみたい、
という気持を芽生えさせます。
・・・・・・・
こうして海外の方に美浜町や早瀬の自然や生活文化に
関心を持っていただく事は
弘子姉さんが最も望んでいた事なので
本当に嬉しく思います。

↑『歓び』の作品は、若狭湾の定置網漁の様子を描いたものです。
今年のTextile Treeの年賀状に使用したました。
この年賀状かきっかけで、今年は色んなご縁が広がりました。

↑ 『日向水中綱引き』は厳寒の1月に、
美浜町日向(ひるが)で行われる勇壮な神事
「水中綱引き」を描いたものです。
大漁や無病息災などを祈願して、
若者達が鉢巻きに腹帯姿で日向橋から川に飛び込み、
東西に分かれて綱引きが始まります。

↑会場では水面をあらわしているテキスタイルに
興味が集まったようです。
これはこの作品のために弘子姉さんが
藍染の布を裂いて織った「裂(さ)き織り」です。
ご自分でキルト制作する方が多くいらっしゃるので
こういうディテールに関心が向けられるのでしょう。

↑『歳時記』は、古き良き時代の早瀬の
四季の暮らしを描いたものです。
本来は春・夏・秋・冬の四部作ですが
今回のキルトEXPO展のためにひとつにつなげました。

↑この作品は小さなお子さんにも
楽しんでいただいているようです。
何を会話しているのでしょうね♪

↑『風の子』は、知人からいただいた昔の鯉のぼりで、
風に泳ぐ鯉のぼりに乗った子供を制作しました。
墨で描いたと思われる木綿の鯉のぼりは
とても柔らかな風合いで、今の化学繊維のものとは違う
何ともいえない温かさが伝わってきます。

↑主催者のMoniqueさんが竿に付けて泳ぐ
鯉のぼりの解説をつけてくれました。
広重の鯉のぼりの絵が添えられています。
海外の方には興味深い日本の風習です。
丁寧なフォローが嬉しいです。

↑『熊川宿/鯖街道』は、京都と大阪で開催された
デニムイベントに向けて制作されたものです。
初めてデニム地を使いました。
下地は1枚のデニム地を柿渋で染めたものです。

↑『早瀬川の春』は、50年ほど前の早瀬川の様子です。
映画『サクラサク』
を見た方でしたら
記憶にあるかと思いますが、
緒形直人さんが飛び込んだ川が早瀬川です。
早瀬川の側にかつて実家がありました。
2階から釣り糸を垂れるなど、
こんなのどかな情景が見られました。

↑『日々是好日(ひび これ こうじつ)』は、
「辛い日も悲しい日も、どんな日も
感情や状態を味わって過ごせばかけがえのない日になる」
というような意味です。
お姑さんの介護などに明け暮れていた時代、
親子3人で暮らせる日を夢見て描いた作品です。

↑ブースの中央には、来場者に作品のコメントを
書いていただくコーナーが設けられています。
たくさんの方がノートに書いてくださったようです。
このノートは、作家の方に贈られるようですので楽しみです。
でもフランス語が読めるか…正直不安です。



↑『群れ』
は、カワハギの群れを描いたものです。
早瀬ではカワハギは「コグリ」と呼ばれ
よく食べられる魚です。
下地には丁寧に繕いされた、
藍染の刺し子のふろしきが使われています。
かなり古いもので、劣化が進んでいたので
この展示会のために裏打ちして補強し、
縁の部分はかつて「大敷網漁(おおしきあみりょう)」の
網元をしていた方から頂いた
藍染めの法被の襟の部分を利用しました。
また新たな物語ができました。

↑『夕餉(ゆうげ)』は、とても小さな作品です。
「おたやん」が主人公の、おたやんシリーズのひとつで
弘子姉さんの初期の作品です。

↑作品にはこのようにフランス語・日本語・英語の
解説がつけられました。

↑額に入っている作品は、可能なものは
ガラスを外して送りました。
弘子姉さんの作品は小さな作品でも、大きな作品でも
ディテールに手抜きはありません。
『あじの開き』も大好きな作品で、魚を熟知している
弘子姉さんならではのリアリティがあります。

嬉しい事に、今回の「キルトEXPO・ボージョレ2014」の
オファーがきっかけで、広島のギャラリーさんから
オファーをいただきました。
また具体的になりましたらお知らせいたします。
お世話になりましたみなさま
本当にありがとうございました。

 

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